裸足のシンデレラ
「司~?」




螺旋階段の上から呼ばれて司はすぐに駆け上がる




「起きた?」




「うん。降りるの手伝って」




「わかった。」




司は茜を支えて螺旋階段を降りるのを手伝い始めた




「明日、、、」





「聞いたの?セレモニー」




「あぁ」




「なに考えてるんだかね~。思いやりの欠片もない。血も涙もないって、表現の方があってるかな、、、?」




「、、、明日のためにもリハビリしないとな」





本当は抱き上げて運んだ方が早いのをそうしないのはセレモニーではそんなことはできないからだ
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