裸足のシンデレラ
「、、、断れたらいいのに、、、」




明日へ向けて司が足のマッサージをしていると茜がふと窓の外を見ながらつぶやいた




「ん?」




「断ることも許されないし、、、バカな私の心がそうするのを拒むの」




「、、、、」





「その気持ちに気付く度に幼い自分に、、、諦めきれない自分にがっかりしちゃうな、、、いっそあの人を恨めたらいいのに、、、」




茜は父親の愛情を求めているんだと司は悟った




茜なりに必死に努力しているのに




茜の父親はなぜあんなにも冷たいのだろうか、、、




「明日」




「ん?」




「すぐそばで俺も参加するんだ。一緒に戦おうな」
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