炎のごとくっ！
「じゃあ帰りは電車に乗って帰ろっ！」

「しょうがねぇな。分かったよ、俺もちょうど電車の時刻表確認してぇところだったんだ」

ちょうど電車に乗るお金二人分持っていた為、俺は乗って帰ることに決めた。

だが、駅に着くと驚愕した。

「な、なんだこりゃ・・・」

「電車一時間に一本しか無いんだね・・・」

近くの駅は見事に無人駅で駅員さんは滅多に居ないところだ。そして電車は一時間に一本しかない。つまり電車を逃したら無駄に一時間待たなきゃ行けないということだ。

これが普段ならまあ、仕方ねぇか・・・となるけど、練習終わった後に一時間待つのはキツい。早く帰らせてくれって感じになる。

「本っ当にド田舎だなぁ・・・」

「でも近くにコンビニあったし、立ち読みして時間潰せるよ。とりあえず暇だし行こ？」

一時間近くコンビニで時間潰すしかないのか・・・中々キツい。

この日は柚とコンビニで時間を潰し家に帰ることにした。
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