大切な人へ。(ケータイ小説向上の会課題作)
1日考えたけど。



眠れないくらいに考えたけど。




私にはわからなかった。






「先生ー」


「今日はどうした?」


私は先生に相談する事にした。




「それで?
 瞳ちゃんは悠君に会って
 胸が熱くなる事はある?
 もっと会いたいとか
 もっと話していたいとか
 思った事ある?」





胸が熱く?




「保健室に悠が来ると嬉しくなるよ。
 帰っちゃうと寂しくなるし、
 もっといてほしいって思う」


「それが好きって言うものなんだよ。
 悠君にちゃんと返事してあげな」






この感情がスキってことなの?



そうなんだ。


私、悠が好きだったんだ。




「うん!行ってくる」
< 16 / 58 >

この作品をシェア

pagetop