大切な人へ。(ケータイ小説向上の会課題作)
「おふくろ。
 こいつ瞳って言うんだ。
 こいつのせいで
 また思い出しちゃったよ。
 今になっても後悔してる。
 なんでかなぁー。
 何でとび出したんだよ。
 いつものことだったのに…
 なんで・・・・
 なんで・・・・」

悠は声を絞り出すように
小さな声で、
ゆっくりと話していた。



「でも、ありがとな。 
 俺を産んでくれて。
 おふくろのおかげで
 こいつに出会えたわけだし。
 
 今は1年前みたいに
 夜遅くまで遊んで
 ないんだぜ。
 ちゃんと約束守ってる

 だから
 俺のこと忘れんなよ」



悠は笑っていた。



空を見上げながら・・・
 
 

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