大切な人へ。(ケータイ小説向上の会課題作)
「ここが悠の部屋?」


「そうだよ」


「予想通りだし」


「なんだそれ?」




悠の部屋はキレイに
片付けられていて
余計なものが全然なかった。












私たちはテレビを
つけなかった。


ずっとこの二人の
空間でいたかったから。



悠もきっと同じ気持ち
だったと思う。






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