大切な人へ。(ケータイ小説向上の会課題作)
「あっ
 私お皿片づけてくるよ」


「あぁ、サンキュ」





私は二人分のお皿を
台所まで運び
洗っていた。



悠が喜んでくれて
よかった。



私は胸がいっぱいだった。







「お待たせぇ★」

「おぉ」


「お前もう帰らんで平気?
 お母さん心配するんじゃない?」

「もうそんな時間?」

「はい、
 早くコート着て」

「はぁい」

私はしぶしぶコートを着た。
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