大切な人へ。(ケータイ小説向上の会課題作)
「何も用意してないって
 言ってたじゃん」


私の涙はとまらない。


「泣くなって」


悠は私を
そっと胸の中に
引き寄せた。



「左手だして」



「…ひっく」



私はもう
どうしたらいいのかわからず
ただ、悠の言うとおりに
していた。





悠の優しさが
私の心に染みる。



こんなこと想像もしてなかったよ。





最高のクリスマスになったよ。


ありがとう。
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