大切な人へ。(ケータイ小説向上の会課題作)
お金に困ったことはなかった。




けど心はいつだって冷たかった。








まるで狭くて暗い闇の中にいるよう。








私は何で生きてるの?



何で生まれてきたの?









温かい心を知らない私は





「恋」ができなかった。








どうせみんな私の親と同じ。






冷たい心の持ち主なんだと





思っていた。
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