彼女は笑顔で言った

いつものように過ごし…
いつものようにくだらない会話をして
明日から私が居なくなるなんて
誰も思わないだろ…。

嘘のように時間が過ぎていく。

放課後になり…担任の許可をもらい
屋上に私は光那と陽叶を呼び出した。

夕焼けが綺麗で少し冷たく優しい風が吹く

私は2人に背を向けて
屋上からの景色を楽しむ。

2人は何で呼ばれたのかわからずに

「うわぁ…屋上初めて!
ってかどうやって許可もらえたわけ?」と
楽しそうに光那が言う。

「本当すげぇ~」とワクワクした顔の陽叶。


2人は、これから言うことを
どう受け止めるのだろう…
どんな顔をするのだろ…
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