彼女は笑顔で言った


奇跡的に3年間同じクラスになり
進路を決める時期になった。

俺は大学に進路を固めていた。
皆が焦ってる中翠鶴だけは
スマホをいじったり外を眺めたり
進路の事を気にしてなかった。

受験勉強や進路説明で
皆がピリピリしてるのに翠鶴は
授業をサボり進路説明にも出ず
のんびりと過ごしていた。

そして相変わらず、くだらない会話をして
終わると思っていた1日が
翠鶴の言葉で変わった。

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