彼女は笑顔で言った

「天夜 陽叶様 へ

この手紙を読んでる時には
私はもうこの世にいない。

最初は、陽叶の事嫌いだった。
だって馬鹿だし、アホだし、
すぐに調子乗るし馬鹿だし。
でも一途で想いを伝えてくれて
明るくて一緒に居て楽しかったよ。

私は今でも陽叶が好きだよ。
私の初めての彼氏で自慢の彼氏

私の事好きになってくれて
付き合ってくれてありがとう。

私の事は思い出で良い。
私よりも大切に出来る相手を
見つけて幸せになってね。

バイバイ。

<追伸…
この手紙を読んでくれて
ありがとう>


水無瀬 翠鶴より」
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