彼女は笑顔で言った
その後…陽叶side
「翠鶴…来たぞ…」と俺は翠鶴に言い
「翠鶴…」と隣で光那が言う。
俺は翠鶴からの手紙を読んでから
あの後誰にも会いたくなくて
自分の無力さに腹が立ち
何もかもどうでもよくなって
引きこもった。
そして、毎日家に来る
光那に色々と文句を言われ
怒られ…励まされた。
今日で何回目になるのか
翠鶴に会いに来た俺達は
翠鶴にある報告をする。
「翠鶴…ごめんね。
翠鶴の陽叶なのに…
光那ね…翠鶴の代わりにはなれないけど
陽叶の事を幸せにするって決めたの。」
と翠鶴に言う光那
「俺、光那と付き合うことにしたんだ。
ごめんな…」と俺も言った。