___BlueSky -罪と愛と友情と-___




海side










陸「海帰ろ?」







祝新春。


変わったけど変わらない日々。







やっと、今日の授業が終わった。






そーいえば、





空と太陽が同じクラス。

しかもまーた矢部ちゃんが担任。



らしい。


爆笑だね、これ








陸「太陽と空、大丈夫かな?」




海「大丈夫でしょ」




陸「いやほら、明日からサボらないかなって」




海「あー、、」







帰る準備をしながら、席の離れた陸が隣に来て話す。





太陽は昔から自由で


授業中抜け出したり、朝遅く来たり…。



まぁ所謂問題児。






で、空はただただ寝坊して遅刻。とか


授業が嫌いで、短気で、

太陽に誘われてサボる。





ほんと、そこが心配なんだろうね、陸は。









太陽「なー、帰ろーぜ」




陸「おー」









陸と話してたら、問題児二人が登場。






こう見ると…


ちょっと髪の明るい、
ピアスをつけた太陽。


そこまで髪は明るなくて
ピアスをつけた陸




似てるけど…




不良スポーツ少年と

爽やかスポーツ少年って感じ









空「海ー」




海「なにー」



空「早く帰ろ」









教室の入り口から私を呼ぶ空。



その空は、

何故か疲れた様子。




久々の授業で疲れたんだな、多分。

あと太陽。






でもよかったね、今日午前授業で。











陸「お前また空で遊んだんだろ」




太陽「え?笑」




空「もうずっっっっと喋ってんの」




陸「だから疲れてんだ?おつかれ」










空のとこに集まる二人。


そこに私も行くけど、、





陸はスッゴい嫌な顔をする空の頭に手を置いて、


太陽はその空の顔を見て

楽しそうに笑う。







ほんっとに、この光景...









見飽きた。













昔から
太陽は空をよくいじる。


太陽曰く、空は見た目によらず弄りやすい。


らしい。





そしてそれを見た陸が

空の見方をする。





でも私、、

太陽の気持ち分からなくもない。




だって、

空って見た目はね?ちょっと弄ったら怒られそうなんだけど

空の中身を知ったら
何故か弄ってしまう。


中身は優しいしユーモアがあるんだよ、空は。












空「海がダメなら陸とがよかった」





陸「俺も」





海「陸と空が二人で一緒って無かったもんね」





陸「毎回太陽がいるよな」





太陽「ほら帰るぞー」












そう言って、

空の首にてを回して連れてく太陽。






太陽は、、


確かに空だけ。





前に聞いたことがある。



『なんで太陽って空いじんの?』って。



そしたら、




『さぁー?なんか弄りやすい』





て。





『お前はなんかー、、汚しちゃいけない気がする!』



『はぁ?笑』



『お前はほら、純粋でいて?じゃなきゃ俺泣いちゃう笑』



『意味わかんね笑』








って。

そんな話したな。



けして空が汚れてるとかじゃない。

けどよくわかんなくて、



これを陸に言ったら




『男に関わんなってことじゃない?』



『は?』



『ほら、海が男と居るとこ見ないし、そのままの純粋なままで居ろってことじゃない?』



『んー、』



『まぁ男に絡まれたりはしてるけど笑』










って。


絡まれるってゆうか、、

話してるだけ、だけど。



てか逆に空の方が男子と話さない。



話すのは話しかけられたときだけ。













空「重い」




太陽「帰ろー帰ろー」




陸「笑」











ほんとは、


空のが純粋なんじゃない?笑








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