死神執事と、トラブルメーカーな私の話 〜番外編〜
二人の日常

らいふ1 くだらない会話


「なぁ」

「・・・・・・主人に向かって『なぁ』はないでしょ」

「少々お時間頂いてもよろしいでしょうか、お嬢様」

「よろしくてよ」

「『アヒル口』って何」

「だから、敬語を・・・・・・もういいわ」


再びタメ語になったハロスの口調を注意しようとしたが、諦めた。いちいち言ってたら日が暮れてしまう。


「アヒル口?・・・ああ、以前何か流行っていたわね。おもに女子がやるものよ。アヒルを真似た口のこと」

「ふうん。・・・・・・やって?」

「絶対に嫌」
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