死神執事と、トラブルメーカーな私の話 〜番外編〜
「なんでだよ。得意だろ、女子なんだから」

「どういう偏見よ。私やったことないもの。できないわよ」

「よくないぜ、やってもないのにそういうこと言うの」

ニヤニヤと笑いながらハロスが言う。どうみたってからかうのを楽しんでいる顔だ。

「・・・・・・ハロス、主人をからかわないの」

「からかってねえよ。社会勉強だって。
俺死神だからさ、世間のことよくわからないんだよね」

こういう時のハロスは本当に楽しそうに笑う。

普段からこういう笑顔で接して欲しいものだ。
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