死神執事と、トラブルメーカーな私の話 〜番外編〜
2017、12、31 大晦日に
「今年もあと少しで終わりね」
椅子に寄りかかりながら、哨がポツリと呟いた。
ベッドに座って本を読んでいたハロスは顔を上げず、ページをめくりながら問う。
「そうだな。…来年の抱負は?」
「安全に、平和に過ごす」
食い気味に答えた哨に苦笑し、ハロスは本を閉じた。
「素朴だな」
「その素朴な願いが叶うといいんだけどね」
「さて、どうなるかな」
「…ハロスは?
来年の抱負は何?」
「あんたをいじって過ごす、だな」
「…馬鹿」
椅子に寄りかかりながら、哨がポツリと呟いた。
ベッドに座って本を読んでいたハロスは顔を上げず、ページをめくりながら問う。
「そうだな。…来年の抱負は?」
「安全に、平和に過ごす」
食い気味に答えた哨に苦笑し、ハロスは本を閉じた。
「素朴だな」
「その素朴な願いが叶うといいんだけどね」
「さて、どうなるかな」
「…ハロスは?
来年の抱負は何?」
「あんたをいじって過ごす、だな」
「…馬鹿」