メープル*パンケーキ【2巻】*Happiness story*

…本当に氷取りに来ただけだったんだ。

「あっ、臣さ~ん。サルサソース作って5番にお願いしまーす。あとゴロチキもー。」

「おっ、了解♪…さて、スクランブルエッグも成功したし明日に響くから今日は帰って寝なさい。それに、二人のラブラブタイムも無くなるぞ?♪」

楓さんの一言で仕事モードに切り替わった藤枝さんは、冷蔵庫から玉ねぎ等の食材を取り出して慌てふためき始める。

「そう、だね。…ラブラブ…したいから、帰ろ♪夏音♪」

『えっと…今からラブラブ、するの…?』

「勿論♪…ちゃんと手加減してあげるから…♪明日仕事が出来る位の♪」
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