メープル*パンケーキ【2巻】*Happiness story*
耳元で甘く囁かれて体が熱くなる。
そのまま幾斗に抱き寄せられ、腕の中にすっぽりと大人しく収まった。
心なしか若干体が火照ってる。
さっき楓さんが出してくれたカクテルが体に廻ってきたのかな?…なんか…ふわふわしてきちゃった。
何とか車までは来れたけど運転は幾斗にお任せして、私はあっけなく夢の中へ行きそう。
「……あれ?寝ちゃったかな?…遅くまで、ありがと。夏音の為に頑張るからサポートヨロシク♪」
唇に幾斗の温もりが重なったと同時に私は眠りに就いた。