メープル*パンケーキ【2巻】*Happiness story*
そう話す楓さんの表情はいつもみたいな涼しげだけど、どこかやるせない表情だった。
「3日前、弟から電話来て聞いたんだ。
…聞いた直後は…俺には関係ないって考えしか無かったけど…でも負けず嫌いの弟に泣き付かれたら…さすがにね…。
それに今までの詫びじゃないけど、また家族と向き合うチャンス…かな~とか勝手に思ってみたり。」
私が洗い終えた食器を手慣れた手付きで拭き上げては片付けてくれるのは凄く嬉しいけど、距離が近いのが引っ掛かるんだよね…。
でも今はそんな事考えてられない。