メープル*パンケーキ【2巻】*Happiness story*
『べ、別に邪魔……じゃ…!でも…どうしてもっと早く言ってくれなかったんですか…?』
私の問いかけに彼は一瞬ピクリと反応したけど涼しげな口調で口を開いた。
「なんつーか…気ぃ使われるの嫌いだからさ。臣さんにも3日前に言ったんだ。…だから、今日で夏音ちゃんともお別れ、だね♪」
『………。』
嬉しそうに言うとか、本当意地悪なんだから。…だけど、ほんの少しだけ寂しいのかもしれない。なんか変な感じ…もう会う事は無いのかな?