メープル*パンケーキ【2巻】*Happiness story*
私が安堵の息を着いたのは、幾斗が私とマスターの間に無理矢理入って、代わりにマスターに抱き締められたからで。
「危ない、危ない。ううん、当然の事だし♪…別に永遠の別れじゃないし、楓また帰ってくるって言ってたじゃん!つか、ウチラの店休日に遊び行ったりすれば良いだけだろうが!」
「会いたい時に会えないのがどんだけ切ないかっ…っ…幾斗なら解ってくれると思ったのに~~!」
「なんだろう…なんか面倒くさい。」
『ふふっ♪…でも、確かにいつも居たメンバーが居なくなっちゃうのは寂しいですよね。…楓さんも…家族と向き会えるチャンスかもって言ってたから応援してあげないとですよね…。』