メープル*パンケーキ【2巻】*Happiness story*
そうだよ、私が幾斗のパートナーなんだから私が支えなくちゃ!
なんだか急に底知れぬやる気が出てきた。今まではこんな活力も湧かなくて平凡に時間が過ぎるのを待つだけの私だったっけ。
幾斗の顔が頭に浮かぶと無性に嬉しくて愛しくて…つい頬っぺたが緩んで笑顔になるんだ。
「今度は随分ご機嫌麗しゅうだね~?」
『はいっ。今、幾斗の顔思い浮かべたので♪』
「はいはい、ご馳走さま。さてと、買い物も済んだし俺は店に戻るけど…夏音ちゃんはどうする?帰る?」
…ん~…とりあえず一旦家に帰って食材冷蔵庫に入れてからお店行こうかな?お風呂掃除とかもあるし!