愛されることを受け入れましょう
「そっか」
「でね、俺も早く自立したいと思ってたからアドバイスもらいながら作って、それが商品として杉浦さんの会社から発売されたんだ。その後も作ったら買い取ってくれて、そのうち杉浦さんと一緒に商品企画から携わるようになって。三年後には新しい会社が出来てた」
「それがラルブル?」
「うん。でも別に俺の為に作られたわけじゃないんだ。
杉浦さんが元々経営してた会社は大きくなって、社長の一存で方向転換出来る規模じゃなくなっててさ。もう一度、自分で会社を動かしたいって思った杉浦さんが俺のプログラムをそのツールにしただけ」
「でも樹くんがメインプログラマーで、役員でもあるんでしょ?」
「そうだね、それは否定しない。でもそれだけ、だ。これからも俺は柚珠奈の世話がするし、柚珠奈もこれまで通り俺に甘えたらいい。何にも変わらないよ」
「でも‥‥‥」
「俺の言うことが信じられない?柚珠奈はこれまで通り、安心して俺の側に居ればいいし、理一君と結婚する必要もない。これ以外の答えはないよ」
「でね、俺も早く自立したいと思ってたからアドバイスもらいながら作って、それが商品として杉浦さんの会社から発売されたんだ。その後も作ったら買い取ってくれて、そのうち杉浦さんと一緒に商品企画から携わるようになって。三年後には新しい会社が出来てた」
「それがラルブル?」
「うん。でも別に俺の為に作られたわけじゃないんだ。
杉浦さんが元々経営してた会社は大きくなって、社長の一存で方向転換出来る規模じゃなくなっててさ。もう一度、自分で会社を動かしたいって思った杉浦さんが俺のプログラムをそのツールにしただけ」
「でも樹くんがメインプログラマーで、役員でもあるんでしょ?」
「そうだね、それは否定しない。でもそれだけ、だ。これからも俺は柚珠奈の世話がするし、柚珠奈もこれまで通り俺に甘えたらいい。何にも変わらないよ」
「でも‥‥‥」
「俺の言うことが信じられない?柚珠奈はこれまで通り、安心して俺の側に居ればいいし、理一君と結婚する必要もない。これ以外の答えはないよ」