愛されることを受け入れましょう
その様子を温かな眼差しで見つめた奥様が柚珠奈に向けて「良かったわね」と笑顔を見せた。
すっかり冷めてしまった紅茶が入れ直しながら、ふふっと奥様が笑う。
「でも柚珠奈のお相手がこんなハンサムさんで嬉しいわ。だって、ひ孫がどんな可愛いか、期待が出来ちゃうもの」
他意のない、場を和ませるはずの無邪気な発言だと思う。でも、数日前の俺との夜を思い出して全身を真っ赤にした柚珠奈を見ては、和むはずもない。
松木氏は拳を握りしめているし、後ろの壁にもたれて状況を見守っていた理一さんは、眉間にしわを寄せてこちらを睨んでいる。
でもやっぱり、俺には今すぐ押し倒したい程に可愛い反応だから。満面の笑みで言っておこう。
「はい。どんなに可愛い子供か俺もとても楽しみですから、早く会えるように努力したいと思います」
すっかり冷めてしまった紅茶が入れ直しながら、ふふっと奥様が笑う。
「でも柚珠奈のお相手がこんなハンサムさんで嬉しいわ。だって、ひ孫がどんな可愛いか、期待が出来ちゃうもの」
他意のない、場を和ませるはずの無邪気な発言だと思う。でも、数日前の俺との夜を思い出して全身を真っ赤にした柚珠奈を見ては、和むはずもない。
松木氏は拳を握りしめているし、後ろの壁にもたれて状況を見守っていた理一さんは、眉間にしわを寄せてこちらを睨んでいる。
でもやっぱり、俺には今すぐ押し倒したい程に可愛い反応だから。満面の笑みで言っておこう。
「はい。どんなに可愛い子供か俺もとても楽しみですから、早く会えるように努力したいと思います」