愛されることを受け入れましょう
「小松原さんはそうだったかもだけどさー」
理一君が言ってる事は間違ってないけど、認めるのはおもしろくない。
たまにやってくる取引先の営業の小松原さんに食事に誘われたのは半年前。久しぶりの男性からのお誘いに私は浮き立った。女子として魅力があるって評価してもらえたって事だもん。
小松原さん自体はたいして格好良くなかったし別に好きなわけじゃなかった。でも折角のお誘いだもん、勿体つけるように何度かはぐらかしてからランチ一回くらいいかなってお誘いを受けようとしたけど、その直前に小松原さんは会社に来なくなった。
私を誘っていることを知った理一君が、小松原さんの上司に言って担当を代えさせたのだ。
「小松原、営業先の女子社員を喰いまくってるって有名なんだぞ。それをほいほい誘いにのるなんて」
「ほいほいなんてのってないよ!食事だって行ってないし」
「嘘つけ。俺が手を打たなかったら、お前行ってただろうが。そんなだから、叔母さんも門限なくさないんだよ」
言い切られて反論出来ない。樹くんと言い方は随分違うけど、理一君も私を心配してくれてるのは一緒だ。
理一君が言ってる事は間違ってないけど、認めるのはおもしろくない。
たまにやってくる取引先の営業の小松原さんに食事に誘われたのは半年前。久しぶりの男性からのお誘いに私は浮き立った。女子として魅力があるって評価してもらえたって事だもん。
小松原さん自体はたいして格好良くなかったし別に好きなわけじゃなかった。でも折角のお誘いだもん、勿体つけるように何度かはぐらかしてからランチ一回くらいいかなってお誘いを受けようとしたけど、その直前に小松原さんは会社に来なくなった。
私を誘っていることを知った理一君が、小松原さんの上司に言って担当を代えさせたのだ。
「小松原、営業先の女子社員を喰いまくってるって有名なんだぞ。それをほいほい誘いにのるなんて」
「ほいほいなんてのってないよ!食事だって行ってないし」
「嘘つけ。俺が手を打たなかったら、お前行ってただろうが。そんなだから、叔母さんも門限なくさないんだよ」
言い切られて反論出来ない。樹くんと言い方は随分違うけど、理一君も私を心配してくれてるのは一緒だ。