先生を愛した日々


彗が話し始めたのはこうだった



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その日彗のクラスでは古典の授業があった
漢文の授業だったらしい


そして優一先生は書き下し文を
間違えてしまった


『先生-そこ間違ってませんか??』


とある女の子に指摘され


『本当だ…ごめん』


と優一先生は謝った
しかし…


『なんで先生がそんなんなのに
うちらがテストを白文で受けなきゃ
いけないんですか!?』


そう怒り始め先生と言い合いになった
周りも今までの授業での不満がたまっていて誰もかばうことはなかった


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