先生を愛した日々
『ねぇ-莉世-』
雨の中歩きながら話しかける
『なに??』
『うち優一先生好きかも…』
『……!?』
莉世なら『頑張れッ』って
言ってくれるんじゃないかって
期待して正直に打ち明けた
『本気で!?やめときなって!!』
予想外の答えでショックだった
『そんなことうちだって分かってる!!
だから今まで気付かないように
してたけど…もう嘘はつけないの!!』
『……別に誰を好きになろうが
勝手だと思うよ??
でももう葉月は十分松崎くんで
苦しんだじゃん!!なんでそんなに
大変な方へ行っちゃうの??』