笑いながら死にかけてるでないの。

妻が魔法使いだった

「うぉい」

「ん、何。」

「お前、もしかして、魔法使いなのか?」

「な、何でそれを?」

「結婚30年目にして言うの、何だけどな。魔法使いなのか?」

「どうしてそう思うの?」

「どうしてって、お前いつも、指からビーム出して、味噌汁作ってるしな。」

< 11 / 42 >

この作品をシェア

pagetop