60%でスキップ~1ヶ月日記・2017・4~
というと、電話の向こうでしょんぼーりしてはりました。嗜好品は死ぬまでっていうのが私の基本的な考えなのですが、店長の場合は別。バイト達に支払う給料も遅れているような財政難の中、病気の夫を支えながら懸命に頑張って一人で全部やってる奥さんのことを考えたら、仕事が出来ないのにタバコに金つかってる状態じゃない。あーんなに苦しい思いをしたのにまたわざわざ体の血管を収縮させる喫煙をする意味が判らない。次倒れたら、ほんと死んじゃうんだぞ。孤独な一人暮らしの老人じゃないんだから、周囲の迷惑考えて行動してくれ。
私はその片棒を担ぎたくありません。
「どうしても欲しければ、リハビリ兼ねて自分で買いにいってください。歩かないとまた筋力がおちますよ」
そう言いますと、いいです、と言ってました。あなたが言うのはもっともだし、きっとこれは神様が吸うなって言ってるんだと思うことにします、と。
・・・・あら、あたしってば神っ!?(違うのは重々承知の上ですがこうも言いたくなるでしょ)
電話を切って焼き鳥屋に向かい、タバコはなしでお茶をして一緒に仕込みをしました。
病気をしたらタバコって吸いたくなくなるものだって思ってたけど、違うのか?うちの親父は最初のガンの時にすっぱり止めたし、叔父も病気が進行すると不味くなってむせるのでと止めていたものなのですが。脳の出血だと違うのだろうか。味覚や嗜好はそのまま?
仕込みが終わったあと、後遺症でしびれの残る手をマッサージしてあげました。多分甘えたいんだろうな、と思ったからですね。元気で病気一つせず、ずっと現役でやってきた方が突如障害が残る体になり、自分でまだそれを受け入れられないんです。
だけどもうそろそろ現状を受け入れて、体に悪いことはしない努力をしてくださいね、とお願いすると、タバコはやめるべきですね、と頷いてました。好きな将棋や大河ドラマはがんがんやっていいからさ、なんならストレス発散のパチンコだっていいからさ、タバコはやめましょう。高いし、大体脳には大ダメージですよ。
夕方、やっと帰宅です。子供らの宿題を監視しながら洗濯物を取り込んで畳み、新聞を読む。辛いニュースは全部飛ばしてほんわかするもの限定で読みます。現実は十分しんどいんだよ。他人様の不幸までわかちあってられない。読むものは幸せな気分になるものがいい。
ベリーズカフェさんでいくつか作品を読み、エブリスタさんをチェック。
チビ1が遊びにいって、チビ2は今日も家にいます。先にお米といどいてーとお願いして、近所の家にPTAの仕事のことで話をしにいき、パソコンの仕事を始めました。
晩ご飯は・・・鯖を焼いて、おろし醤油で食べよう。そんで厚揚げを小さく切ってひき肉と甘辛く炒めたのと、大根の味噌汁、うーん・・・ポテトサラダも作るか。ジャガイモから芽が出始めてたはず。それと熱々炊き立てご飯!!
よし、そうします。