60%でスキップ~1ヶ月日記・2017・4~
・4月16日・
今日は子供らが習っている空手の昇級試験を受けに堺市まで。長いこと大阪府民だったけれど、堺は通り過ぎるだけだったので初めて車で街を走ったんです。海が近くてビックリ。だけど臨海都市なんだから、そら当たり前だよな、と自分に突っ込む。
いつもの舞浜アリーナが取れなかったらしく、狭い体育館でぎゅうぎゅ詰めになってやってました。子供達も暑かっただろう。親も暑かった・・・。蒸し焼きになるかと思いました。
だけど関西阪神地区の春の試験は3回しかないので、3日に分かれて試験を受けるにしても普段の稽古の時とは比べ物にならない人数で、大変だったんです。受ける子供達だけで200人ほどだったらしいし、それに漏れなく親や兄弟姉妹がついてくるので、会場は大混雑。これがあと二回あると思うと、極真空手はまだまだ廃れそうにないな・・・。
これは青帯と黄帯の審査中。
今日の全体審査を見ていて思ったのが、武道って宗教とか瞑想とかに似てるな、と言うこと。というのは、200人ほどの子供らと中学生や高校生、少しの大人が並んで突きや蹴りをしていて、決まったタイミングで気合いを出して一斉に動いているのを見ていると、これってやってる人達は一種のトランス状態になってるのじゃないか、って思ったんです。
同じ動作をして、「やあ!」と気合いを出す。
揃っているので空気全体が動き、ひとつの大きな塊に見える。
かなり集中するだろうし、一体感を感じて恍惚とするのではないだろうか、て。陶酔する、そんな感じに思えました。
ほどほどには広い体育館でしたけれど保護者が溢れ返り、パニックの発作が起きないか心配でしたけれど大丈夫でした。2段蹴りを失敗した娘に心の中でブーイング。練習する父と弟を斜めに見ながら「ウチは出来るから~」などとのたもうてたのは一体誰やっ!出来てへんやないかーい!順番を待っている間に集中力をなくして安座を崩す息子にジェスチャーで「ちゃんと座れ!」と指示するのが大変でした。やれやれ。
とにかく無事に終わったので、案外近いとわかった大正区のイケアに帰りは寄って、遅い昼ご飯を食べました。
イケアってスウェーデンの家具屋ですよね。だから中のレストランであちらの料理を提供してるんですが、ミートボール・・・美味かった~!!でもジャムにつけて食べるってのが予想つかずで驚き。しかも美味しくて、また驚き。折角の肉の味が甘くなってしまうのでは!?と思ったけれど、めちゃ美味しかったです。そうか・・・ミートボールにジャム・・・そうか。