種無しスイカ





どうしていいかわからず、部屋と窓の鍵を閉め、カーテンを閉じた。



まさか、事務所の中まで入って来ないよね........




予感は的中した。





罵声と銃声がドアのすぐ向こうから聞こえた。



見つからないように部屋の端で息をひそめる。






バンッ!



「さくらぎぃ~!!!!~!!!、どこだぁ~~!!!!!!」



怒った男がドアを突き破って部屋に入ってきた。


この人、櫻木さんを探してるんだ。





 
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