種無しスイカ




着いたのは、小さなぼろい工場みたいなところだった。



そこで私は押し倒され、真っ裸にされた。



言葉では簡単にかたずくが、これだけで私がどれほどの屈辱を味わうか、


誰もわからないだろう。




でも、もっと屈辱的なのがこの後だ。




どうして私は、この短い人生の中で2回も強姦にあってしまったのだろう。



2回もあうなんて逆にすごい。




体を揺らされながら考える。





「なんだこいつ、びくともしねぇなぁ、生きてんのか?」



「おらぁぁ、泣けよぉその方が面白いだろぉ??」




泣く?






 
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