エリート御曹司が過保護すぎるんです。
【6】気持ちにけりをつければ
持参した弁当をデスクで広げていると、ほかの社員より10分遅れで休憩に入った青羽がやってきた。
青羽以外の内勤の女子は、みんなでカフェに行ったらしい。
きょろきょろとあたりを見回したあと、青羽は小声で私に話しかけてきた。
「ねぇ、桃ちゃん。今度の週末、バレー部の合宿に行ってみない?」
「バレー部の合宿?」
「うん。紫音ちゃんから聞いたんだけど、金曜日の夕方から日曜日まで合宿をやるんだって。まぁ、合宿という名目で、飲んだり食べたりするのがメインらしいけど」
そういえば今朝のオフィスで、紫音と一緒に夏合宿の段取りがどうこうと話していたっけ。
青羽以外の内勤の女子は、みんなでカフェに行ったらしい。
きょろきょろとあたりを見回したあと、青羽は小声で私に話しかけてきた。
「ねぇ、桃ちゃん。今度の週末、バレー部の合宿に行ってみない?」
「バレー部の合宿?」
「うん。紫音ちゃんから聞いたんだけど、金曜日の夕方から日曜日まで合宿をやるんだって。まぁ、合宿という名目で、飲んだり食べたりするのがメインらしいけど」
そういえば今朝のオフィスで、紫音と一緒に夏合宿の段取りがどうこうと話していたっけ。