奏でるものは~第3部~
翌日の祝日は、命日を前に姉を知ってる人が何人か来てくれた。
姉の学校の友人も何人か来てくれたので
「唯歌に付き合ってる人がいた?」
と聞くが、やっぱり誰も知らなかった。
本名を名乗ってなかったので、来てくれる人は少ない。
学校からは、生徒会や所属してた部活から、学校を通して花が届いていた。
3月中の春休みは予定を入れていない。
習い事のお稽古があるくらいで、姉のそばにいるようにした。