奏でるものは~第4部 最終章~


パーティの翌日は名刺を交換した人へメールを送り、龍くんも丁寧なメールをくれて、演奏料も払うと、問い合わせをくれていたが、断った。



優さんからは会社の私宛にはありきたりのメールだったか、スマホのメールには、会うための都合を聞いてきていた。


仕事としてではないのだろう。
私にとって過去に向き合う機会かもしれない。




都合のよい日を返信した。





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