幸せポイント
関係のない生徒まで一緒になってくすくすと笑う。
自分の名前を出された香織は一瞬にして青ざめた。
その様子を見ていると、不意に吐き気が込み上げて来た。
こんなの、違う。
確かに、正樹たちのことは許せない。
許してはいけない事をしてきたと思う。
だけどそれは学校や親、そして法律によって裁かれるべきものだ。
あたしたちが興味本位で口を出し、攻撃していいものではない。
こんなのは間違っている。
そう思うと同時にあたしは立ち上がっていた。
「ちょっと、蘭?」
早苗が心配そうな声を出したが、無視して真っ直ぐ彼女たちの前に移動した。
自分の名前を出された香織は一瞬にして青ざめた。
その様子を見ていると、不意に吐き気が込み上げて来た。
こんなの、違う。
確かに、正樹たちのことは許せない。
許してはいけない事をしてきたと思う。
だけどそれは学校や親、そして法律によって裁かれるべきものだ。
あたしたちが興味本位で口を出し、攻撃していいものではない。
こんなのは間違っている。
そう思うと同時にあたしは立ち上がっていた。
「ちょっと、蘭?」
早苗が心配そうな声を出したが、無視して真っ直ぐ彼女たちの前に移動した。