幸せポイント
☆☆☆
いつもよりのんびりとした朝、あたしは1人でテレビを見ていた。
両親はすでに仕事へ行ってしまったが、あたしはあと30分ほどのんびりしていられた。
たまには早起きをするのもいいな。
あの変な夢を見てしまったせいで目が覚めたんだけれど、頭はスッキリしていた。
十分眠った後のような、一度人生をリセットしてしまったような、そんな感じがする。
「そう言えばあたし、夢の中で自殺したんだっけ」
思い出して自分で笑ってしまった。
毎日の生活がどうでもよくて、衝動的に窓から飛び降りたんだ。
実際にそんな事ができるなら、もっといろんなことができるはずだった。
あたしには自殺する勇気なんてないし、それ以上になにかをする気力だって持っていない。
今日だって学校へ行って友達の話を聞き流してダラダラと授業を受けるだけだ。
高校に入学してからのあたしは、そんな生活をしてきていた。
部活やバイトをしている友人たちもいるけれど、放課後になにかをしたいとも思えないままだった。
あたしの3年間はこのまま終わってしまうのかもしれない。
ぼんやりとそんな事を考えていると、家を出る時間になっていた。
あたしはため息と共に重たい体を持ち上げる。
仕方がないからとりあえず学校へ行こう。
いつもよりのんびりとした朝、あたしは1人でテレビを見ていた。
両親はすでに仕事へ行ってしまったが、あたしはあと30分ほどのんびりしていられた。
たまには早起きをするのもいいな。
あの変な夢を見てしまったせいで目が覚めたんだけれど、頭はスッキリしていた。
十分眠った後のような、一度人生をリセットしてしまったような、そんな感じがする。
「そう言えばあたし、夢の中で自殺したんだっけ」
思い出して自分で笑ってしまった。
毎日の生活がどうでもよくて、衝動的に窓から飛び降りたんだ。
実際にそんな事ができるなら、もっといろんなことができるはずだった。
あたしには自殺する勇気なんてないし、それ以上になにかをする気力だって持っていない。
今日だって学校へ行って友達の話を聞き流してダラダラと授業を受けるだけだ。
高校に入学してからのあたしは、そんな生活をしてきていた。
部活やバイトをしている友人たちもいるけれど、放課後になにかをしたいとも思えないままだった。
あたしの3年間はこのまま終わってしまうのかもしれない。
ぼんやりとそんな事を考えていると、家を出る時間になっていた。
あたしはため息と共に重たい体を持ち上げる。
仕方がないからとりあえず学校へ行こう。