幸せポイント
☆☆☆
カラオケに行きたくないという気持ちが顔に出ていたんだろうか。
あたしは1人で帰りながら自分の頬に触れた。
今日はたくさん笑顔を浮かべたから、頬の筋肉が痛む。
そう考えて、いつもほとんど笑っていないことに気が付いた。
そんなあたしはみんなから見たらどう見えているだろうか?
やっぱり、カラオケくらい付き合った方がよかったのかな。
少し後悔しかけた時だった。
前方に美鈴たちの背中が見えたのだ。
どこかへ立ち寄っていたのか、彼女たちの手には買い物袋が見える。
今からでも仲間に入れてもらおうか。
みんなといれば『幸せポイント』がもっと集まるかもしれない。
そう思い、歩調を早める。
「美鈴」
名前を呼び、手を伸ばした。
その時だった。
カラオケに行きたくないという気持ちが顔に出ていたんだろうか。
あたしは1人で帰りながら自分の頬に触れた。
今日はたくさん笑顔を浮かべたから、頬の筋肉が痛む。
そう考えて、いつもほとんど笑っていないことに気が付いた。
そんなあたしはみんなから見たらどう見えているだろうか?
やっぱり、カラオケくらい付き合った方がよかったのかな。
少し後悔しかけた時だった。
前方に美鈴たちの背中が見えたのだ。
どこかへ立ち寄っていたのか、彼女たちの手には買い物袋が見える。
今からでも仲間に入れてもらおうか。
みんなといれば『幸せポイント』がもっと集まるかもしれない。
そう思い、歩調を早める。
「美鈴」
名前を呼び、手を伸ばした。
その時だった。