私に触れて、そして殺して
ぐぐっ、と
身体に振動が響く
声にならない声が漏れ
下腹部の痛みが走る
「あれ、濡れ足りなかったかな?」
まぁ、いいかと
レンは動き始めた
『…い…やっ、…痛っ、』
小さく漏れた声に
レンは私を抱き寄せ
大丈夫だよ、と囁いてきた
嫌だと言っているのに
大丈夫の意味がわからない
「あの人…、これ見て、何してるかわかる?」
レンは楽しそうに
私の耳元で囁く
何してるか…、
一瞬、嫌なことを考えてしまい
気持ち悪くなる
「くくっ…。サラは勘がいいね」
「サラの身体、気に入ったよ。俺のに纏わり付いて離してくれない、よ」
密着していた身体を起こし
レンは私の膝の裏へと腕を通し
これでもか、と私を攻め立て始めた