私に触れて、そして殺して
懐かしいな…
三吉さんは料理が出来ない
忙しいのもあり
毎日、レトルトやお弁当を買って食べる毎日
私のゴタゴタがあって
私が家事をするようになった
それがキッカケ…
私が作る料理を
美味しい、て食べてくれて…
あの頃に戻りたい、
その気持ちはわからない
『…いただきます』
三吉さんが、持ってきてくれた
食事を口にする
レトルトと惣菜は少し味が濃い
『毎日食べたら…身体こわしちゃうな』
私がここに来てから
三吉さんは何を食べていたのだろうかと
心配にもなる
私と出会う前の生活をしているのかと思うと
尚更、前の生活に戻りたいと思った
三吉さんと話すチャンスがあるなら
もっと話したい