私に触れて、そして殺して
私が三吉さんの部屋に住む事に
三吉さんの利点がないと言ったが
三吉さんはある提案をしてくれた
「なかなか掃除とか、行き届かないんだ。休みは殆ど寝てたりして…。それにご飯も外食やレトルトばかりだから、家事をやってくれたら凄い助かるんだよね」
住み込み家政婦、みたいなものだろうか?
家事は嫌いではない
だからありがたい話だが
そんなのでいいのだろうか、と思うが
三吉さんの優しさに甘えてしまった
食材はネットスーパーで頼んだらいい、と
三吉さんはパソコンを立ち上げ
ネットスーパーの登録を済ませてくれた
「おやすみ」
『おやすみなさい』
1DKの部屋
私は三吉さんのベットで
三吉さんはリビングに布団を引いて
眠りについた