君といた物語
世の中には二種類の人間がいる。

目が見える人、目が見えない人。

そしてその中にまた種類があり

目が見える人によっては視力が良い人、視力が悪い人


そして目が見えない人には産まれつき目が見えない人、元は見えていたけど病気などが原因で見えなくなってしまった人。


僕は目が見えない人、産まれつき目が見えない人の分類だ。




小眼球




原因はよくわかっていないが、乳幼児のときにしっかりと目が発達しないまま産まれてきたのが1番の原因だ。



1374グラム


これが僕の産まれた重さ。いわゆる未熟児ってやつだ。




目が見えないのを不便だとか思ったときはない。

なにせ見えてたことがないからよく分からない。


だから風景や人物、ましてや親の顔もわからない。


話しをした人も、色も、光も。



ただ、見えないことが普通だから、見えない人生で生きてきた。



親は大変だったと思うし、苦労かけたと思う。


いわゆる失敗作ってやつなのかもしれない。




< 2 / 7 >

この作品をシェア

pagetop