君といた物語
でも色々な人に支えられて今の僕がいるってつくづく思う

僕が働いているいるところはオーナー兼店長の人とその奥さんと後二人の従業員でやってるそんな大きくはないマッサージ屋さんだ。

店の名前は「揉み処さくら」

古いスナックみたいな名前だけど単純にオーナーの奥さんが桜が好きで決めた名前らしい

オーナー兼店長の透さんは僕を雇ってくれたとき



「マッサージの資格あんだろ?なら大丈夫!年寄りしか来ないし、マッサージなんて言うなれば会話と力加減だ。
ましてや祐輔君はイケメンだし若いからぶっちゃけマッサージしてあげなくてもお客さん来るよ。頼むよ!」


「目が見えなくても大丈夫ですかね?不安なんですが・・・」


「え?そんなの関係ないっしょ!目見えていようが見えていまいが最後は人間性だからな!俺なんて目見えてんのに嫁さんあれだぜ!?あ、見えねーか!」



って言ったときに「痛い!」ってオーナーの声が聞こえた


とても気さくで良い人だ。


48歳で趣味はバイクでハーレーを乗り回してるらしい



「男はハーレー、チョッパースタイル!これ鉄板!祐輔君もバイク乗るときあったらハーレーにしろよ!あ、目見えないからダメか!ハハハ!痛い!」



「本当馬鹿。祐輔君、失礼なことばっかり言ってゴメンね。こんなクソジジイ気にしないで楽しく仕事しようね」




奥さんの愛さんはしっかりしてて調度釣り合いがとれてる良い夫婦だ。

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