あの日の私は、
幼なじみ
学校に行くと、私と優人が昨日一緒に歩いていたのを見かけた人が居たらしく、ものすごく噂になっていた。
まぁ、優人はイケメンだし、そりゃそうなるわな。
昔のことだから、優人の苗字とかは覚えてなかったんだけど、「松井」といって、後輩から今、すごく人気らしい。
よく、松井先輩と影で噂されているらしい。

「ねぇ!七々海、松井先輩と知り合いだったの!?」
朝教室に入ってきてすぐに私の元へ直行した瑠唯は聞いた。
おはようよりもさきに聞くって…
「まぁ、知り合いっていうか、幼なじみ。」
「えぇっ!?!?」
それからというもの瑠唯には散々はかされた。
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