子犬男子に懐かれました


きっと、学校の王子様的存在なんだろうな。



「お姉さん、仕事の時間大丈夫なの?俺に構ってるけど」


「え?」


そう言わ、腕時計を見ると……


「うっっっわ!」


まぁまぁやばかった

余裕で家を出たのに、こんなにギリギリになるなんて…っ



「ねぇ、あなたも乗ってく?学校遅刻するんじゃないの?」


「んー、遅刻してくから大丈夫」


なんだよそれ、学生はいいな


「社会人になったらそれ効かないからその遅刻癖直した方がいいよー、じゃあねー!」


「はーい。 お姉さんありがとね」


「元気なら良かった」


私はそう言って車に乗り込み、ダッシュで職場に乗り込んだ。


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