子犬男子に懐かれました
「はぁー、好きだったのになー」
凄く大きなため息をついて、伸びをする優也くん。
「……ごめんなさい。返事伸ばしておいて本当に…ごめんなさい」
私は優也くんに向かって、深く頭を下げた。
「…さっちゃん、いいよ」
優也くんはそっと私の肩に手を置いた。
「さっちゃんが好きになった人なんだ。いい子に決まってる。」
「優也くん…そうかな…」
「そうだよ、まぁ…壮介くんがさっちゃんの事幸せにしなかったら俺がすぐ奪いに行くけどね」
そう言ってニコっと笑った。
どうだろう……
今、壮介くんと会っても何て話したらいいか分からない。