子犬男子に懐かれました
番外編



俺の彼女の皐ちゃんは、思っている事を口に出さないが、顔にすぐ出るから分かりやすい。



「ねー!壮ちゃん、今日皐ちゃんとデートだったりする?」


教室で花がバカでかい声で叫ぶ。


…最悪、んな大きい声で彼女の存在知られたらーー、



「え!は!壮介彼女いんの?!」


ほらな、和がまずうるさく食いつき、



「嘘でしょう…」


「皐って誰?」


「あたし、狙ったのになー」




ミスターになった俺だ。

正直、モテる。



皐ちゃんの為にも花だけ話していて皆んなには内緒にしていた。




< 188 / 194 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop