子犬男子に懐かれました


その夜、仕事が終わり1人テレビを見ているとーー、


ーーピンポーン

珍しく家のインターホンが鳴った。


…え、私宅配頼んでないし、友達も来るはずなにのに誰ーー?

と思いながら恐る恐る穴を覗いてみた。


「ーーーはっっ?!」


と、そこにはニッコリ笑っている壮介くんが立っていた。

急いでドアを開けた。


「待って何でいるの?!」


「家知ってるし。会いたくなっちゃったから会いにきた」


「いや連絡してよ」


「だって近いんだし、別にいいじゃん。皐ちゃんどうせ暇してるんでしょ?」


「失礼な……」


「ってことでお邪魔しまーす」


……はっ!?


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