子犬男子に懐かれました


そして、ある日のランチ

香と一緒に洸くんのお店にやってきた


「本当に洸くんイケメン」


「よく言うよ香ちゃん、ほんと口が上手いんだから」

勿論、香からの誘いで。


「洸くん聞いて、まだ皐と優也くん進展ないんだよ?」


……余計な事を


「そうなんだ。てっきり映画デートで進展あったかと…」


いやいやいくらなんでも早すぎない?

2回目?のデートで進展するもんなの?


「さすがにないよ。いくらなんでも早すぎるしまだ優也くんの事知れてない」


「えー、勢いで言っちゃえばいいのに。とりあえず付き合ってみれば?」


「軽。あんたほんと軽い」


香のアドバイスは、いい時と悪い時とハッキリしている。

今回のこの発言はありえない


「でもいいんじゃない?1度付き合ってみてみるのも。知りたいって思ってるんでしょ?優也の事」


「え………洸くんまで」


付き合ってからの……好き?

普通は好きからのお付き合いじゃないの?


「今って、そんな軽い感じなの?」


「別に普通だよ、ね?洸くん」


えっ、


「おう。だってそこから好きになる可能性だって十分あるんだし」


えっ、


「皐から言っちゃえば?私と付き合って下さいって ♡」


えっ、


「優也絶対喜ぶわ」


……。


< 83 / 194 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop