子犬男子に懐かれました
そして、ある日のランチ
香と一緒に洸くんのお店にやってきた
「本当に洸くんイケメン」
「よく言うよ香ちゃん、ほんと口が上手いんだから」
勿論、香からの誘いで。
「洸くん聞いて、まだ皐と優也くん進展ないんだよ?」
……余計な事を
「そうなんだ。てっきり映画デートで進展あったかと…」
いやいやいくらなんでも早すぎない?
2回目?のデートで進展するもんなの?
「さすがにないよ。いくらなんでも早すぎるしまだ優也くんの事知れてない」
「えー、勢いで言っちゃえばいいのに。とりあえず付き合ってみれば?」
「軽。あんたほんと軽い」
香のアドバイスは、いい時と悪い時とハッキリしている。
今回のこの発言はありえない
「でもいいんじゃない?1度付き合ってみてみるのも。知りたいって思ってるんでしょ?優也の事」
「え………洸くんまで」
付き合ってからの……好き?
普通は好きからのお付き合いじゃないの?
「今って、そんな軽い感じなの?」
「別に普通だよ、ね?洸くん」
えっ、
「おう。だってそこから好きになる可能性だって十分あるんだし」
えっ、
「皐から言っちゃえば?私と付き合って下さいって ♡」
えっ、
「優也絶対喜ぶわ」
……。